空き家 なぜ売らない

なぜ、空き家を売らない?売却しないなら知っておきたい意外な盲点

松山市にお住まいの皆さま、そして全国の空き家オーナーの皆さま、こんにちは。松山市で空き家専門の行政書士事務所を営んでおります、村上行政書士事務所です。私は認定空き家再生診断士としても、多くの空き家問題に直面する方々をサポートさせていただいております。

「どうしてあの家、ずっと空き家なんだろう?」 街を歩けば、そう感じる建物が少なくありませんよね。思い出が詰まった実家、いつか戻るかもしれない故郷の家。さまざまな理由で「空き家」という状態になっております。

しかし、その「売らない」という選択の裏には、意外な落とし穴が潜んでいることをご存じでしょうか?この地域で実際に多くの空き家オーナー様と接する中で、私が強く感じているのは、「知らなかった」という後悔の声です。空き家を所有し続けることのリスクから、効果的な活用法、そして売却という選択肢まで、地元松山に根差した行政書士・認定空き家再生診断士だからこそお伝えできる視点も交えながら、空き家オーナーが知っておくべき情報を分かりやすく解説します。


目次

空き家を売らない理由とは?知られざる空き家問題の真実

まず、なぜこれほどまでに空き家が増えているのか、その実態を見ていきましょう。

空き家問題の実態と影響 松山でも進む「負動産」化の波

日本全国で空き家は増加の一途を辿り、今や8戸に1戸が空き家とも言われています。特に地方ではこの傾向が顕著です。こ松山市でも、中心部から少し離れると、管理が行き届かない空き家が目立つようになりました単に家が使われていないだけでなく、地域全体の景観悪化治安の低下といった深刻な問題を引き起こしており、このままでは大切な資産が「負動産」と化してしまう恐れがあるのです。

国土交通省が示す空き家の原因 感情と税制の複雑な絡み合い

国土交通省の調査によると、空き家となる最大の理由は「相続」です。全体の半数以上が、親などからの相続をきっかけに空き家になっています。

  • 「将来使うかもしれない」
  • 「解体費用が高い」
  • 「売却の手間を考えると気が重い」
  • 「思い出の家だから手放したくない」

このように、感情的な理由や費用・手続きの負担から、売却に踏み切れないケースが多いのです。さらに、固定資産税の特例住宅が建っている土地は更地よりも税金が安くなる)が、解体を躊躇させる一因となっていることも指摘されています。この特例が、特定空き家に指定されることで解除され、税負担が急増するリスクがあることは、意外と知られていません。

関連記事:空家法令改正の背景と今後はどうなる?なぜ今、規制が強化されたのか

空き家が増えるとどうなるのか 地域の未来を左右する空き家問題

空き家が増え続けると、その地域の活気が失われ、人口減少が加速します。空き家が点在することで、地域コミュニティが希薄になり、防災・防犯面でも大きな課題が生じるのです。これは、「住みやすい街、松山」という私たちの暮らしを守るためにも看過できない問題であり、オーナー様一人ひとりの決断が、地域の未来を左右すると言っても過言ではありません。


空き家を放置するリスク あなたの資産が負債に変わる前に

今は特に困ってないから大丈夫だろう」 そう思っているなら、それは大きな間違いかもしれません。空き家を放置することは、想像以上に多くのリスクを伴います。特に、湿度が高く台風の影響も受けやすい松山の気候は、老朽化を加速させる要因にもなり得ます。

老朽化がもたらす問題点 目に見えない劣化と危険の増大

家は人が住まなくなると驚くほど早く傷みます。雨漏り、シロアリ被害、配管の破損、カビの発生、雑草の繁茂…。これらは単なる見た目の問題に留まりません。

  • 構造上の欠陥: 倒壊の危険性が高まり、近隣に被害が及んだ場合、高額な賠償責任を負う可能性があります。
  • 衛生問題: 害虫(ゴキブリ、ネズミなど)や害獣(イタチ、アライグマなど)の温床となり、悪臭や感染症のリスク。ご近所からの苦情で、自治体から改善命令が出ることもあります。
  • 景観悪化: 地域全体の印象を損ない、周辺の不動産価値も下げる要因に。松山の美しい街並みを保つ上でも、放置空き家は深刻な問題です。

維持管理にかかる費用 知らぬ間に膨らむ「見えない出費」

住んでいなくても、空き家には費用がかかり続けます。これが「見えない出費」として、徐々にあなたの資産を蝕んでいくのです。

  • 固定資産税・都市計画税: 毎年課税されます。特に「特定空き家」に指定されると、固定資産税の優遇措置が解除され、税金が最大6倍にも跳ね上がる可能性があります。松山市でも特定空き家への指導は強化されており、他人事ではありません。
  • 火災保険料: 万が一の火災や自然災害に備える保険料です。松山市の古い空き家、火災保険に入れる?保険料を安くする方法
  • 電気・水道の基本料金: 契約していれば発生します。
  • 維持管理費用: 草木の剪定、清掃、補修など、専門業者に依頼すれば数万円〜数十万円かかることも。特に雑草の処理費用は高く、処分してくれない業者もあります。

これらの費用は、家を所有しているだけで毎年、あなたの財布から出ていく「負債」となるのです。

周辺住民への影響とトラブル:地域との信頼関係が崩れる前に

あなたの空き家が、近隣住民にとっての「迷惑」になることもあります。

  • 雑草の越境: 隣家へ侵入し、虫の発生源や景観悪化で苦情の原因に。ご近所トラブルは、一度発生すると解決が難しいものです。
  • 不法投棄: ゴミが捨てられ、悪臭や害虫の発生源に。不法投棄物の撤去費用は所有者負担となります。
  • 放火・不法侵入: 人目がないため、犯罪の温床となるリスク。地域の防犯意識の高い松山市民の方々にとっても、これは大きな懸念です。
  • 家屋の倒壊: 台風や地震で屋根瓦が飛んだり、壁が崩れたりして、通行人や隣家に被害を与える可能性。

もしあなたの空き家が原因で近隣に損害を与えた場合、所有者であるあなたには管理責任が問われ、損害賠償を請求されることがあります。これは、金額的な負担だけでなく、精神的な負担も大きいものです。


空き家を売らない理由 感情と現実のギャップ、そして「諦め」のその先へ

売却した方がいいのは分かっているけれど、なかなか踏み切れない…」 そう感じるのは、あなただけではありません。多くの空き家オーナーが抱える共通の悩みです。しかし、その「諦め」の先にこそ、解決の糸口があります。

感情的な要因と家族の思い出:大切な記憶と未来のバランス

  • 思い出の詰まった実家: 幼い頃の記憶、家族との温かい日々が詰まった場所を手放すことに抵抗を感じるのは当然です。
  • 親への思い: 亡くなった親が大切にしていた家を、自分の手で売却することに罪悪感を抱く方もいらっしゃいます。
  • いつか住むかもしれない: 「将来、Uターンするかもしれない」「子どもが使うかもしれない」という漠然とした期待。

これらの感情は自然なものです。しかし、感情だけで決断を先延ばしにすることが、結果的に「負動産」化を招き、大切な思い出の家を荒れ果てた姿にしてしまうことになりかねません。

相続の複雑さとその影響 「まさか」の落とし穴と共有名義の罠

空き家の多くが相続によって発生しますが、相続自体が複雑な手続きの連続です。

  • 共有名義: 複数人で相続した場合、共有名義となり、売却には相続人全員の同意が必要に。まさか、あの親戚と連絡が取れなくなるとは…といったケースも少なくありません。
  • 連絡の困難さ: 相続人同士が疎遠であったり、遠方に住んでいたりすると、意思疎通が難しくなる。
  • 遺産分割協議の未了: 誰が家を相続するか決まっていないため、手つかずになっているケース。

相続の複雑さは、売却だけでなく、空き家としての管理や活用も困難にする大きな要因です。当事務所では、こうした複雑な相続関係の整理からサポートいたします。

手続きの負担と手間 「どこから手をつければ…」そのお悩み、私たちが解決します

「何から手をつければいいのか分からない」 「平日は仕事があるから、役所や不動産会社に行く時間がない」 空き家の売却や管理には、専門知識と時間が必要です。

  • 解体や片付けの費用と業者選び
  • 不動産会社の選定とやり取り
  • 査定、契約、引き渡しまでの手続き
  • 各種書類の準備
  • 税金に関する手続き

これらの手間を考えると、売却をためらってしまうのも無理はありません。しかし、私たちのような専門家のサポートを活用すれば、これらの負担は大きく軽減できます。松山で培った地域ネットワークを活かし、信頼できる業者選定もお手伝いできます。


空き家の活用法と売却の選択肢 諦めるのはまだ早い!あなたの空き家は「宝」になる

空き家を放置するリスクを理解した上で、「やはり手放すべきか…」と考える方もいるでしょう。しかし、売却だけが選択肢ではありません。あなたの空き家には、眠っている価値があるかもしれません。

空き家バンクの活用方法 松山の地域活性化に貢献するチャンス

各自治体が運営する空き家バンクは、空き家を売りたい・貸したい人と、空き家を探している人をマッチングする制度です。松山市も独自の空き家バンクを運営しており、登録することで、地域の移住希望者や空き家活用を検討している方々の目に触れる機会が増えます。

  • 松山市空き家バンク: 地域活性化と移住促進のため、空き家を有効活用したい方向けに情報を提供。
  • 愛媛県内の他自治体: 西条市や西予市なども空き家バンクを運営しており、地域によって特色があります。 地域のニーズに合った活用を検討したい方には非常に有効な選択肢です。当事務所では、空き家バンクへの登録サポートも行っています。
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賃貸物件としての可能性 賢く収益化し、地域に新たな息吹を

立地や建物の状態によっては、賃貸物件として活用し、安定的な家賃収入を得ることも可能です。特に、「道後温泉」などの観光地に近いエリアや、大学・専門学校が多い松山では、賃貸需要も期待できます。

  • メリット: 定期収入、固定資産税の負担軽減、地域活性化への貢献。
  • デメリット: リフォーム費用、入居者トラブル、管理の手間。
  • 種類: 一般賃貸(戸建て賃貸)、シェアハウス、民泊(規制に注意)など。

賃貸経営には専門知識も必要ですが、不動産会社や管理会社に委託することで、手間を減らしながら収益化を図れます。当事務所では宅地建物取引士の資格も所有しておりますので、不動産知識も豊富です。

解体やリフォームの考慮点 未来を見据えた賢い投資

売却や賃貸に出す前に、解体やリフォームを検討することもあります。

  • 解体: 更地にして売却しやすくする、または駐車場にするなどの選択肢。松山市では「老朽危険空家除却事業」として、老朽化した危険な空き家の解体費用の一部を補助する制度があります。行政書士・認定空き家再生診断士として、解体の必要性や補助金活用のご相談にも乗れます。
  • リフォーム: 築年数が古い場合でも、水回りや内装をリフォームすることで、居住価値を高め、売却価格や賃料アップに繋げることが可能です。愛媛県内の今治市や東温市などでは、移住者向けの空き家改修費用を補助する制度もありますので、ぜひご活用を検討ください。

ただし、解体やリフォームには費用がかかります。費用対効果を慎重に検討し、必要であれば専門家のアドバイスを受けましょう。


空き家に関する対策とサポート 松山の空き家問題、私たち専門家が伴走します

空き家問題は複雑で、一人で抱え込むには重すぎる問題です。国や自治体、そして私たち専門家が、あなたの負担を軽減するためのサポートを提供しています。松山の空き家問題に特化したノウハウを持つ私たちに、ぜひご相談ください。

自治体が提供する補助金制度 見落としがちな公的サポート

先ほども触れましたが、松山市をはじめ多くの自治体が、空き家問題解決のための補助金や支援制度を設けています。

  • 解体費用補助: 老朽化した空き家の解体費用の一部を補助。
  • リフォーム費用補助: 空き家を改修して居住する場合や、移住者に貸し出す場合の改修費用を補助。
  • 松山市空き家改修費補助: 松山市の場合、条件を満たせば、空き家の改修工事費の一部補助を受けられる制度もあります。

これらの制度は条件が細かく定められているため、利用を検討する際は、各自治体の窓口や当事務所のような松山市に特化した専門家にご相談ください。制度の要件確認から申請書類の作成まで、一貫してサポートできます。

不動産会社への依頼のメリット 多様な選択肢から最善を

空き家の売却を検討するなら、不動産会社は心強い味方です。

  • 仲介: 一般的な売却方法。買い手を見つけてもらい、より高値での売却を目指せます。市場価格に合わせた査定と販売戦略を立ててくれます。
  • 買取: 不動産会社が直接買い取るため、スピーディーに現金化できます。仲介よりも価格は下がる傾向がありますが、契約不適合責任(売却後の不具合への責任)を免除されることが多く、手続きの手間も少ないのがメリットです。
  • 手続き代行: 査定、媒介契約、買主探し、契約書作成、引き渡しなど、一連の複雑な手続きを代行してくれます。

当事務所は、地域で信頼できる複数の不動産会社と連携しており、オーナー様のご要望に合わせた最適な売却方法をご提案できます。

空き家管理の専門家による支援 行政書士・認定空き家再生診断士だからできること

当事務所では、法律と行政手続きの専門家として、空き家に関する多岐にわたるサポートを提供しています。

  • 相続手続きのサポート: 複雑な相続関係の整理、遺産分割協議書作成、相続登記(提携司法書士と連携)など、空き家売却の前提となる手続きを円滑に進めます。「どこに頼めばいいか分からない」という相続の悩みを、当事務所がワンストップで解決に導きます。
  • 空き家管理代行: 遠方に住んでいて管理が難しいオーナー様に代わり、定期的な巡回、清掃、通風、草木の管理などを行います。松山市内であれば、きめ細やかな管理が可能です。行政からの連絡窓口にもなります。
  • 補助金申請サポート: 利用できる補助金制度を調べ、申請手続きを代行します。
  • 他士業との連携: 不動産鑑定士、司法書士、税理士など、関係する専門家と連携し、ワンストップで問題を解決します。

また、私は認定空き家再生診断士として、空き家の劣化状況やリスクを客観的に診断し、適切な活用・売却のアドバイスを提供できます。「この家は売れるのか?」「リフォームする価値はあるのか?」といった疑問にお答えし、具体的な診断データに基づいてオーナー様の決断をサポートします。これは、他の行政書士事務所にはない当事務所の強みです。


空き家の売却に向けて 賢い決断と「未来の家」へのバトン

もし「やっぱり売却しよう」と決断されたなら、次に知っておくべきは、売却を成功させるための具体的なステップです。あなたの空き家が、新しいオーナーにとっての「未来の家」となるよう、最適な道を探しましょう。

査定と価格の理解:「相場」を知る第一歩

まずは、あなたの空き家がいくらで売れるのかを知ることから始まります。

  • 机上査定: 物件情報のみで概算の価格を算出。手軽に目安を知りたい場合に。
  • 訪問査定: 実際に物件を見てもらい、劣化状況や立地条件などを考慮した正確な価格を算出。認定空き家診断士の視点から、物件の隠れた魅力や改善点をアドバイスすることも可能です。
  • 周辺相場の把握: 国土交通省の土地総合情報システムや不動産ポータルサイトで、周辺の類似物件の取引事例を調べると参考になります。不動産会社によって査定額は異なることがあるので、複数の会社に依頼することをおすすめします。

買い手のニーズと市場動向 松山で見つける「空き家を求める声」

空き家を探している人は、どのような物件を求めているのでしょうか?

  • リノベーション需要: 古くても立地が良ければ、購入後に自分好みにリノベーションしたいという若い世代の需要があります。
  • DIY需要: DIYを前提に、安価な物件を探している人もいます。
  • 投資用: 賃貸物件として活用するために購入するケースもあります。

特に松山市周辺では、移住促進や子育て世代の定住支援策と連動し、リノベーション前提の空き家への関心が高まっています。不動産会社と相談し、買い手のターゲットを絞ることで、より効果的な販売戦略が立てられます。

売却手続きの流れと注意点 2024年4月からの「相続登記義務化」は要注意!

売却は大きな決断です。以下の流れと注意点を押さえておきましょう。

  1. 相続登記の完了: 最重要!2024年4月1日から相続登記が義務化されました。 相続で取得した不動産は、3年以内に相続登記をしないと罰則(10万円以下の過料)の対象になります。売却には所有権移転登記が必要なため、必ず済ませておきましょう。
  2. 不動産会社選び: 査定額だけでなく、担当者の知識や対応、販売戦略なども考慮して信頼できる会社を選びましょう。
  3. 媒介契約の締結: 不動産会社に売却を依頼する契約です。
  4. 売買契約の締結: 買主が見つかったら、売買契約を締結します。
  5. 引き渡し: 残代金の受領と引き換えに、物件の鍵や必要書類を引き渡します。
  6. 確定申告: 売却益が出た場合は、譲渡所得税が課税されます。特例や控除(例えば、居住用財産の3,000万円特別控除など)が適用できる場合があるので、提携税理士にお繋ぎいたします。

特に、契約不適合責任(売却後に発見された欠陥に対する売主の責任)については、買主とのトラブルを避けるためにも、売買契約時に不動産会社としっかり相談し、どこまで責任を負うのか明確にしておくことが大切です。行政書士として、売買契約に関する法的なご相談にも対応できます。


空き家問題を解決するために 未来を見据えた「最善の一歩」を踏み出す

空き家問題は、もはや他人事ではありません。あなたの空き家が、地域社会の未来に貢献できる可能性を秘めていることを忘れないでください。

個人ができる具体的行動 あなたの「諦め」を「希望」に変えるために

  • 現状把握と情報収集: まずは空き家の状態を把握し、自治体や専門家から最新の情報を集める。行政書士・認定空き家再生診断士として、客観的な状況把握をお手伝いします。
  • 家族会議: 相続人が複数いる場合は、早めに全員で話し合い、意思統一を図る。
  • 専門家への相談: 一人で抱え込まず、行政書士、不動産会社、司法書士、税理士などの専門家を頼る。
  • 補助金制度の活用: 利用できる制度がないか、自治体の窓口や専門家に確認する。

地域全体での空き家対策 松山を「空き家ゼロ」の先進地へ

空き家問題は、個人だけでなく地域全体で取り組むべき課題です。

  • 空き家バンクの推進: 積極的に情報提供・活用を促す。
  • 移住・定住支援: 空き家を改修して移住者に活用してもらうための補助金や情報提供。
  • 地域コミュニティの活性化: 空き家を地域住民の交流スペースとして活用するなど、地域全体で価値を再創造する。

松山市は、瀬戸内の温暖な気候と豊かな自然、そして都市機能が融合した魅力的な地域です。この特性を活かし、空き家を「地域の宝」へと変えるための取り組みが続けられています。私たち専門家も、その一翼を担っています。

将来の資産としての空き家活用リサーチを開始 眠れる「負動産」を「金の卵」に

あなたの空き家は、本当に「負動産」なのでしょうか? 視点を変えれば、将来の資産となる可能性も十分にあります。

  • 民泊・ゲストハウス: 観光客向けの宿泊施設として活用。道後温泉など観光資源が豊富な松山では、特に可能性を秘めています。
  • カフェ・ショップ: 地域に根差した店舗として開業。
  • シェアオフィス・コワーキングスペース: テレワーク需要に応える。
  • 福祉施設: 高齢者や障がい者向けの住居や施設。
  • リバースモーゲージ: 自宅に住み続けながら、不動産を担保に老後資金を借り入れる制度。

2025年問題(団塊の世代が後期高齢者となることによる社会課題)を控え、空き家問題はさらに深刻化すると予測されています。しかし、これは同時に、空き家の活用ニーズが多様化し、新たなビジネスチャンスが生まれる可能性も意味します。当事務所は、単なる手続き代行だけでなく、こうした未来志向の空き家活用についても、多角的な視点からリサーチし、ご提案できる体制を整えています。


空き家のお悩み、地元松山の私たちにご相談ください

「なぜ、空き家を売らない?」その答えは、オーナー様一人ひとりの想いや状況によって異なります。しかし、共通して言えるのは、放置し続けることが最も大きなリスクとなるということです。

松山市で空き家専門の行政書士事務所を運営する私は、認定空き家再生診断士としての独自の視点と、地域密着型のノウハウを活かし、あなたの空き家に関するあらゆるお悩みを解決するお手伝いをいたします。

  • 相続で困っている…
  • 管理が負担になっている…
  • 売却すべきか、活用すべきか迷っている…
  • 補助金制度について知りたい…
  • 自分の空き家が、松山でどのように評価されるか知りたい…

どんな些細なことでも構いません。まずは当事務所にご相談ください。あなたの空き家が「負動産」になる前に、そして「地域の宝」として輝けるよう、最適な解決策を一緒に見つけましょう。

お問い合わせは、お電話またはお問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください!

ご連絡お待ちしております

記事の参考になる外部リンクを以下にまとめました。

記事内で言及されている参考情報

  • 国土交通省 土地総合情報システム (現在は不動産情報ライブラリ)
  • 松山市空き家バンク
    • 松山市内の空き家を売りたい・貸したい人と、空き家を探している人をマッチングする制度です。
    • URL: 松山市空き家バンク
  • 松山市老朽危険空家除却事業
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