空き家 リバースモーゲージ

居住中の自宅を活かすリバースモーゲージが空き家再生のチャンスに

実家が空き家になって困っている」「古い家だけど、どうにか有効活用できないだろうか

松山市にお住まいのあなたも、このようなお悩みをお持ちではないでしょうか?高齢化や人口減少が進む日本において、空き家問題は深刻さを増しています。

「しかし、その空き家が、実はあなたの老後の生活を豊かにする「資産」となる可能性を秘めているとしたら?そして、あなたの居住中の自宅の活用が、この空き家問題解決への間接的な一歩となる可能性を秘めているとしたら?」

この記事では、空き家再生の新たな選択肢として注目されている「リバースモーゲージ」について、その仕組みから具体的な活用方法、そして注意点まで、松山市の皆様にわかりやすく解説します。

あなたの空き家、こんな悩みはありませんか?

古民家や一般的な空き家の外観
  • 実家が空き家になり、管理が大変で困っている。
  • 固定資産税などの維持費が負担になっている。
  • 売却したいが、買い手が見つからない、または価格に納得できない。
  • リフォームして活用したいが、まとまった資金がない。
  • 老後の生活費に不安があるが、自宅は手放したくない。

もし一つでも当てはまるなら、この記事はあなたの悩みを解決するヒントになるはずです。

目次

リバースモーゲージとは?基本的な仕組みと特徴

リバースモーゲージの定義と歴史

リバースモーゲージとは、自宅を担保にして金融機関から資金を借り入れ、自宅に住み続けながら老後の生活費などを得られる融資制度です。一般的な住宅ローンとは異なり、毎月の返済は利息のみ、または元本・利息ともに死亡時一括返済となるのが特徴です。

その歴史は古く、海外では1960年代にアメリカで導入され、日本では1980年代に一部の金融機関や自治体で制度化されました。当初は利用できる層が限られていましたが、高齢化の進展とともに、その重要性が再認識され、現在では多様な商品が登場しています。

リバースモーゲージの利用目的

リバースモーゲージの主な利用目的は、以下の通りです。

  • 生活資金の確保: 年金だけでは足りない生活費や医療費、介護費用など、老後の様々な出費に充てることができます。
  • 自宅のリフォーム費用: 住み慣れた自宅をバリアフリー化したり、耐震改修したりするための資金として活用できます。
  • 他のローンの返済: 住宅ローンや他の借入金を一括返済し、毎月の返済負担を軽減できます。
  • 相続対策・贈与: 相続対策の一環として、生前のうちに自宅の資産価値を現金化し、ご自身の生活資金を確保する目的で利用できます。また、その資金を生前贈与に充てることも検討可能です。ただし、最終的にはご自宅を売却して返済する形になるため、相続人との十分な話し合いが不可欠です。

他の融資制度との違い

リバースモーゲージは他の融資制度とどう違うのでしょうか。比較表で見てみましょう。

項目リバースモーゲージ住宅ローン不動産担保ローン
返済方法死亡時一括返済、または利息のみ毎月払い(元本は死亡時)毎月元利均等返済または元金均等返済毎月元利均等返済または元金均等返済
借り手高齢者(原則55歳または60歳以上)年齢制限あり(若年層から中年層が中心)個人・法人(幅広い年齢層が対象)
担保自宅(主に土地評価額)住宅購入物件(土地・建物)不動産全般(土地・建物)
資金使途生活費、リフォーム、他のローン返済など幅広い住宅購入、借り換え事業資金、生活資金など幅広い
特徴自宅に住み続けながら資金を得られる毎月の返済負担が大きいが、返済完了で担保が外れる不動産があれば借り入れ可能だが、金利は高めの場合も

公的機関のものは資金使途が限定される場合が多いです。 また、民間金融機関の場合も、事業性資金や投資目的での利用は原則不可とされています。

空き家再生の現状と課題

空き家の定義と増加の背景

管理不全な空き家の遠景または部分的なクローズアップ

空き家とは、居住者が1年以上住んでいない、または使用されていない建物のことです。総務省統計局の「住宅・土地統計調査」によると、2018年には全国の住宅の約7戸に1戸が空き家であり、その数は年々増加しています。

直近の2023年調査結果速報(速報値:2024年4月発表)では、総住宅数に占める空き家の割合は13.8%(約900万戸)となり、さらに深刻化していることが示されています。

空き家が増加する主な背景には、以下の要因が挙げられます。

  • 少子高齢化・人口減少: 親から子への相続が行われる際に、子が既に持ち家を持っているため実家が空き家になるケースが増えています。
  • 核家族化の進展: 親元を離れて暮らすことで、実家が空き家になることがあります。
  • 地方から都市への人口流出: 特に松山市を含む地方都市では、この傾向が空き家問題の深刻化に拍車をかけています。
  • 相続問題: 相続人が複数いたり、遠方に住んでいたりする場合、空き家の管理や活用が進まないことがあります。
  • 建物の老朽化・耐震性の問題: 修繕費用がかかるため、そのまま放置されるケースもあります。

空き家問題に対する制度と対策

空き家問題は、景観の悪化、治安の悪化、防災上のリスクなど、地域社会に様々な悪影響を及ぼします。このため、国や自治体も様々な対策を講じています。

  • 空き家対策特別措置法: 2015年に施行されたこの法律は、管理不全な空き家に対し、市町村が所有者に助言・指導、勧告、命令、代執行などを行うことができるようになりました。特に「特定空き家」に指定されると、固定資産税の優遇措置が解除されるなど、所有者の負担が増える可能性があります。【参考】空家法令改正の背景と今後はどうなる?なぜ今、規制が強化されたのか
  • 空き家バンク制度: 自治体が空き家情報のデータベースを作成し、空き家を「借りたい」「買いたい」人と「貸したい」「売りたい」人をマッチングする制度です。松山市でも「松山市空き家情報バンク」が運営されています。【参考】空き家は「空き家バンク」活用で地域貢献&負担軽減!
  • 補助金・助成金制度: 空き家の解体、リフォーム、改修などに対して、国や地方自治体から補助金や助成金が支給される場合があります。松山市では、「松山市空き家除却費補助金」や「松山市空き家改修費補助金」など、独自の制度がありますので、市のホームページなどで確認してみると良いでしょう。当事務所でも最新の補助金情報をお伝えしていきます。【参考】松山市の空き家解体補助金(最大80万円)を行政書士がサポート

空き家診断の重要性と方法

空き家を再生する上で、まず重要となるのが空き家診断です。空き家診断とは、専門家が空き家の現状を詳しく調査し、活用方法や必要な修繕などを提案するものです。

空き家診断のポイント

  • 建物の劣化状況: 雨漏り、シロアリ被害、基礎のひび割れなど。
  • 設備の状況: 給排水設備、電気設備などの老朽化。
  • 耐震性: 現行の耐震基準を満たしているか。
  • 法規制: 建築基準法、都市計画法などの制限(再建築不可物件など)。
  • 周辺環境: 日当たり、騒音、交通の便など。

適切な空き家診断を行うことで、思いがけないトラブルを避け、効果的な活用計画を立てることができます。


リバースモーゲージと空き家の関係

空き家を活用するメリット

空き家は放置しておくと、維持費がかかるだけでなく、税金や管理の負担、近隣トラブルのリスクなどデメリットばかりです。しかし、適切に活用することで、以下のようなメリットが生まれます。

  • 収益の創出: 賃貸物件として貸し出すことで、家賃収入を得られます。
  • 資産価値の維持・向上: 定期的なメンテナンスやリフォームを行うことで、建物の価値を保ち、将来的な売却価格を高めることができます。
  • 社会貢献: 空き家問題を解消し、地域の活性化に貢献できます。
  • 固定資産税等の軽減: 一定の要件を満たせば、固定資産税の軽減措置が受けられる場合があります。

リバースモーゲージを活用した空き家再生

リバースモーゲージは、ご自身の「居住している自宅」を資産として活用し、空き家問題解決に間接的に貢献する、あるいは、将来的な空き家化に備えるための強力なツールとなり得ます。

例えば、

  • 居住中の自宅のリフォーム資金: 老朽化したご自身の自宅をバリアフリー化したり、耐震改修したりするための資金として、リバースモーゲージを利用できます。これにより、住み慣れた自宅で安心して長く暮らせるようになります。
  • 自宅の資産活用による老後資金の確保: ご自身が現在住んでいる自宅をリバースモーゲージの担保とし、借り入れた資金で老後の生活費を確保します。その資金によって、別途所有する空き家の解体費用や売却にかかる費用を捻出するなど、空き家問題の解決に繋がる別の行動を起こすことが可能になります。

【重要】リバースモーゲージの多くは「居住要件」があります。 原則として、契約者ご自身が担保となる自宅に住み続けることが利用条件とされており、相続した空き家や、ご自身が住んでいない空き家を担保にリバースモーゲージを利用することは、基本的にできません。

また、リバースモーゲージの資金でリフォームした空き家(契約者が住まない物件)を賃貸に出すことも、契約上認められない場合がほとんどです。空き家の賃貸活用や維持費の捻出をご検討の場合は、不動産担保ローンや事業用ローンなど、別の金融商品を検討する必要があります。

空き家再生診断士の役割

ここで重要となるのが、認定空き家再生診断士の存在です。村上行政書士事務所では、この認定空き家再生診断士の資格を有しています。

認定空き家再生診断士は、空き家の現状を多角的に診断し、その物件に最適な活用方法や再生プランを提案する専門家です。単に建物の状態を見るだけでなく、法的な側面、市場の動向、そしてお客様のライフプランまで考慮に入れたアドバイスを提供します。

村上行政書士事務所では、認定空き家再生診断士の視点から、あなたの空き家が持つ可能性を最大限に引き出すお手伝いをいたします。行政書士としての豊富な知識と経験も活かし、相続や不動産に関する法的問題も含めて、空き家再生をトータルでサポートします。


具体的な活用ケースと成功事例

土浦市における成功事例から学ぶ

茨城県土浦市では、高齢者向けにリバースモーゲージを活用した空き家再生の取り組みが進められています。これは、高齢者がご自身が居住する自宅を担保に資金を借り入れ、その資金でその自宅を改修し、その自宅の一部を賃貸スペースとして提供することで、高齢者の生活安定と地域活性化を図るものです。

例えば、築50年以上の戸建て住宅をリバースモーゲージで得た資金で耐震補強と水回りの改修を行い、空いている部屋を学生向けのシェアハウスとして貸し出す事例などがあります。これにより、所有者は家賃収入を得て生活費を補い、地域には若い世代が流入するという好循環が生まれています。

このような事例は、自宅が古くて活用が難しいと感じている方にも、新たな道を開く可能性を示しています。

リースバックとの違いについて

リバースモーゲージと同様に、自宅を活用して資金を得る方法としてリースバックがあります。一見似ているようにも思えますが、この二つの制度には根本的な違いがあります。

リースバックとは、ご自身が居住している自宅を不動産会社などの買主に売却し、売却後はその買主と賃貸借契約を結び、賃料を支払いながら同じ家に住み続ける仕組みです。

リバースモーゲージとリースバックの主な違いは以下の通りです。

項目リバースモーゲージリースバック
自宅の所有権契約期間中も所有権を保持します。売却と同時に買主(不動産会社など)へ所有権が移転します。
資金の性格自宅を担保にした「借入金」です。自宅の「売却代金」です。
毎月の支払い原則、利息のみ、または支払いなし(死亡時一括返済)。毎月、自宅の賃料を支払います。
利用後の居住自宅に住み続けられます。自宅に賃貸として住み続けられます。
対象物件居住中の自宅が原則です。居住中の自宅が対象です。
主な目的老後の生活資金、自宅リフォーム費用、他ローン返済など。まとまった資金の確保(生活費、事業資金、相続対策など)。
将来の選択肢死亡時に自宅を売却して返済するか、相続人が一括返済。賃貸借契約終了後に退去するか、再購入(買い戻し)を交渉。

リバースモーゲージは自宅を「担保」として活用し、所有権を維持しながら資金を借り入れる方法です。一方、リースバックは宅を「売却」して現金化し、所有権を手放す代わりに住み続ける方法と言えます。

どちらの制度も高齢者の住まいと資金の課題を解決する手段ですが、所有権や資金の性格、将来の選択肢が大きく異なります。ご自身の資産状況や将来の希望に合わせて、最適な方法を選ぶことが重要です。


リバースモーゲージの具体的なプロセス

申請から融資までの流れ

リバースモーゲージの一般的な申請から融資までの流れは以下の通りです。

  1. 相談・情報収集: まずは金融機関や行政書士などの専門家に相談し、制度の概要や自身の状況に合った商品があるかを確認します。
  2. 物件の査定: 金融機関が担保となる自宅の評価を行います。主に土地の評価額が重視されます。
  3. 審査: 借り手の年齢、健康状態、信用情報などが審査されます。
  4. 契約: 審査に通れば、金銭消費貸借契約を締結します。抵当権設定登記も行われます。
  5. 融資実行: 契約後、一括または分割で資金が融資されます。

返済方法とその仕組み

リバースモーゲージの返済方法は、一般的な住宅ローンとは大きく異なり、主に以下の2種類があります。これらの方法により、高齢者の方々が自宅に住み続けながら、老後の生活資金を安定して確保できるよう設計されています。

  1. 毎月「利息のみ」を支払うタイプ
    • 特徴: 借り入れ期間中、毎月金融機関へ支払うのは借入残高に対する利息分だけです。元金は一切返済しません。
    • メリット: 毎月の返済負担が非常に軽いため、年金収入など月々の手元資金を減らしたくない方に適しています。
    • 元金の清算: 契約者の方が亡くなられた際、または契約期間が終了した際に、担保となっていたご自宅を売却するなどして、それまでに借り入れた元金を一括で返済します。
  2. 毎月の支払いがない(元金・利息ともに据え置く)タイプ
    • 特徴: 借り入れ期間中、毎月の支払いは一切ありません利息分も借り入れた元金に組み込まれ(元金に上乗せされ)ていきます。
    • メリット: 月々の資金負担が全くなく、手元の現金を最大限に残しておきたい方に適しています。
    • 元金の清算: 契約者の方が亡くなられた際、または契約期間が終了した際に、担保となっていたご自宅を売却するなどして、元金と、それまでに発生した累積利息の合計額を一括で返済します。このタイプは、最終的な返済総額が大きくなる傾向があるため、注意が必要です。

【重要】一般的な住宅ローンとは異なりますリバースモーゲージにおける「毎月返済型」は、住宅ローンのように毎月元金と利息を均等に返済していく「元利均等返済」や「元金均等返済」とは異なります。あくまでも、借り入れ期間中の元金の返済は据え置き、最終的に自宅の売却等で一括清算する点が、リバースモーゲージの最大の特徴です。

どちらのタイプも、契約期間が終了するか、借り手が亡くなった際に元金を清算することになります。ご自身のライフプランや資金状況に合わせて、最適な返済方法を選択することが大切です。

注意すべきポイントと審査基準

リバースモーゲージを利用する上で、以下の点に注意が必要です。

  • 金利変動リスク: 変動金利型の場合、金利が上昇すると返済額が増える可能性があります。
  • 不動産価格変動リスク: 将来的に担保となる不動産の価値が下落した場合、追加担保や一部返済を求められる可能性があります。
  • 相続人の理解: 死亡時に自宅を売却することになるため、事前に相続人とよく話し合い、理解を得ておくことが重要です。

主な審査基準

  • 年齢: 金融機関によって異なりますが、原則55歳または60歳以上であることが多いです。
  • 自宅の評価額: 担保となる自宅の土地評価額が重要視されます。
  • 居住状況: 自宅に居住していることが条件となる場合があります。
  • 健康状態: 健康状態が審査に影響することもあります。

将来の住まい方とリバースモーゲージ

高齢者のライフプランにおける活用

リバースモーゲージは、高齢者の多様なライフプランを支える制度として注目されています。自宅に住み続けながら、まとまった資金を得られるため、以下のような活用が考えられます。

  • 夫婦どちらかが亡くなった際の生活費の補填
  • 施設入居費用や在宅介護費用の準備
  • 趣味や旅行など、豊かな老後を送るための資金
  • 子供や孫への援助資金

持ち家を資産としてどう活用するか

これまで「家は買うもの」という考え方が主流でしたが、これからは「家は活用するもの」という視点が重要になります。特に、高齢化社会において、持ち家を「寝たきり資産」にせず、リバースモーゲージや空き家再生を通じて「生きる資産」として活用する考え方が広まっています。

老後の安定した資金計画のために

老後の資金計画は、多くの方にとって大きな課題です。リバースモーゲージは、年金や貯蓄だけでは不足する資金を補い、安定した老後を送るための有効な選択肢となり得ます。自宅という大きな資産を有効活用することで、精神的なゆとりも生まれるでしょう。


リバースモーゲージを利用する上での注意点

金利と返済額の関係

リバースモーゲージの金利タイプは、変動金利型が主流です。変動金利型は、市場金利の変動に応じて金利が上下するため、金利が上昇すると、最終的な返済額が増加するリスクがあります。契約時には、金利変動リスクについて十分に理解し、金融機関の説明をしっかり聞くことが重要です。

資格を持つ専門家による相談の重要性

リバースモーゲージは、複雑な金融商品であり、個々の状況によって最適な活用方法は異なります。そのため、認定空き家再生診断士や宅地建物取引士の資格を持つ専門家への相談が不可欠です。

村上行政書士事務所のでは、これらの資格に加え、行政書士としての専門知識も豊富に持ち合わせています。相続、遺言、不動産売買、活用に関する法的側面、不動産の市場動向、そしてお客様のライフプランまで踏み込んだ総合的なアドバイスを提供し、最適なプランをご提案できます。

リスク管理と資産活用の基本

リバースモーゲージは魅力的な制度ですが、リスクがないわけではありません。

  • 不動産価格の下落リスクへの備え: 担保評価額が下落した場合の追加担保要求や、部分的な返済に備える計画を立てることが重要です。
  • 資金枯渇リスクへの対策: 長期的なライフプランを見据え、借り入れ期間と融資額のバランスを考慮する必要があります。
  • 相続人との合意形成: 死亡時に自宅を売却することになるため、事前に相続人と十分に話し合い、理解と同意を得ておくことがトラブルを避ける上で不可欠です。

これらのリスクを十分に理解し、対策を講じることが、リバースモーゲージを成功させるための鍵となります。当事務所では、これらのリスクに対する具体的な対策案もご提示し、お客様が安心して制度を利用できるようサポートします。


今後の展望と制度の可能性

リバースモーゲージの市場動向

高齢化社会の進展に伴い、リバースモーゲージの需要は今後も高まっていくと予想されます。金融機関も新たな商品の開発やサービス拡充を進めており、選択肢は多様化していくでしょう。特に、空き家を担保にしたリバースモーゲージのニーズも高まりつつあります。

政府のサポートと制度の見直し

政府も空き家問題の解決と高齢者の生活支援のため、リバースモーゲージを含む様々な制度の検討を進めています。例えば、住宅金融支援機構が提供する「高齢者向け返済特例制度」や「リ・バース60」など、公的な制度も存在します。これらの制度は、民間のリバースモーゲージとは異なる特徴を持つため、比較検討することが重要です。


まとめ:空き家問題解決への多角的なアプローチ

空き家問題解決に向けた取り組みの重要性

空き家問題は、もはや他人事ではありません。しかし、リバースモーゲージのような制度を活用し、適切な専門家と連携することで、あなたの居住中の自宅の資産を有効活用することが、間接的に地域社会の空き家問題解決への貢献にも繋がり、かつあなた自身の生活を豊かにする「チャンス」に変えることができます。

リバースモーゲージの利用に求められる知識と行動

リバースモーゲージは、複雑な制度であるため、正確な知識を身につけ、慎重に行動することが求められます。インターネットの情報だけでなく、必ず専門家から直接説明を受け、疑問点を解消しましょう。

アクションガイド:次のステップ

  1. ご自身の状況を整理する: 現在の空き家の状態、将来のライフプラン、資金計画などを具体的に考えてみましょう。どんな小さなことでも構いません。
  2. 専門家に相談する: 村上行政書士事務所では、認定空き家再生診断士宅地建物取引士の資格を持つ専門家が、あなたの空き家に関するお悩みやリバースモーゲージの活用について、初回無料相談を受け付けています。お気軽にご連絡ください。
  3. 複数の選択肢を比較検討する: リバースモーゲージだけでなく、空き家売却、賃貸、リフォームなど、様々な選択肢を比較検討し、ご自身にとって最適な方法を見つけましょう。私たちは、それぞれのメリット・デメリットを丁寧にご説明し、最適な選択をサポートします。

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村上行政書士事務所では、松山市の空き家問題に特化したサポートを提供しています。リバースモーゲージの活用はもちろんのこと、空き家売却、賃貸、相続登記、解体など、空き家に関するあらゆるお悩みに対応いたします。

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